【No One Survived】マルチサーバーのロールバック方法
2023.04.24更新
サーバーのロールバックに関して
専用サーバーを構築して運用していると、様々な要因でバグが発生してサーバーが使いものにならなくなってしまうことはサーバー管理者をしていると誰もが体験する話かと思います。
そこで今回はNo One Survived(ノーワンサバイブ)のロールバックする方法を解説致します。
サーバーの構築方法に関して知りたい方は過去記事をご確認ください。
セーブデータの保持場所の確認
専用サーバーのセーブデータはまず2箇所あります。
通常の保存ファイルはサーバーのインストールディレクトリ(フォルダー)\WRSH\Saved\SaveGames\WorldSaves\ の直下にあります。
自動保存ファイルは\WRSH\Saved\SaveGames\AutoSave の直下に自動保存されます。
自動保存ファイルは、ゲーム名と同じ名前で保存され、最大11個の自動保存が保持されます。
ファイル名の先頭に「Autosave#」があり、# は 0 ~ 10 の識別子です。
11セーブが保存されると、ゲームは各セーブで最も古いものに置き換えられ、最新のセーブのIDが変更されます。
自動保存ファイルを使用してロールバックする方法
ゲームセーブデータの保存される場所がわかりましたら、次に自動保存ファイルを使用してサーバーをロールバックする必要が発生した場合の対処手順を解説致します。
1. 現在の通常の保存ファイルのバックアップコピーを作成し、元の保存ファイルを削除します。
2. 自動保存ファイルに移動し、最新の自動保存ファイルを通常の保存場所にコピーします。
3. 自動保存ファイルの名前を編集して、ファイル名の先頭にある「Autosave#」を削除します。
削除した元の保存ファイルと同じファイル名を残す必要があります。
例えば、「AutoSave1_OpenserverTest」は「OpenserverTest」になります。
この手順で実施してみた結果、ロールバック前がDay10 / ロールバック後はDay8とテスト結果問題なく起動できたことが確認できます。